デジタル式オドメーター(総走行距離)改竄 事例紹介
アナログ式オドメーターだけでなく、デジタル式オドメーターも、総走行距離が改竄されるケースがございます。
下記の2008 TOYOTA SEQUOIA PLATINUMの事例を紹介します。
この車は平成30年(2018年)2月21日にオドメーターを確認した際、総走行距離は44,300mileとなっておりました。
この車の車検証を確認したところ、平成28年(2016年)12月22日の走行距離として、35,800mileと記載がされております。
この2つの情報だけから判断すると、この車は低総走行距離で日本へ輸出されて、かつ日本でも約2年の間で8,500mile(13,680km)しか乗られていない、とても車両状態が良さそうな印象を持ちます。
しかしながらCarfaxで調べた結果、平成25年(2013年)11月15日に日本へ輸出された際の、アメリカでの最終総走行距離は186,993mile(300,936km)でした。日本へ輸入された際に、なんと151,193mile(243,321km)もメーターが巻き戻されていたことが分かりました。
こちらのCafaxフルレポートは下記のリンクになります。
CARFAX Vehicle History Report for this 2008 TOYOTA SEQUOIA PLATINUM
また、AutoCheckでも同じ結果となっておりました。
こちらのAutoCheckのフルレポートは下記のリンクになります。
AutoCheck 2008 TOYOTA SEQUOIA PLATINUM
こちらの事例はほんの一例にしか過ぎないので、ディーラー車ではない輸入車は全て、アメリカでの履歴を確認することをお勧め致します。