CARFAX(カーファックス)はすべてを語っているか??
アメリカのABC NewsからCARFAXに関する面白い記事があったので抜粋しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
セールスがマツダ車を検討している客にCARFAXを見せながら、事故履歴は無いからと車購入を勧めています。
記者が前オーナーから事故に遭ったことがある事実をそのセールスに伝えたところ、
『俺はその車のことをすべて知っている訳ではない。だからCARFAXを取り寄せて問題が無ければ、問題が無いと言っただけだ」
と回答をしています。
記者がCARFAXの担当者にCARFAXにこの事故履歴が漏れていることを指摘したところ、
「CARFAX社は120億件の情報が詰まったデーターベースを持っているが、車のすべての履歴を知っている訳ではない。」
それではどれだけ知らない情報があるかという質問に対しては、
「それを知るのは不可能だ」
と回答しています。
ディーラーもCARFAX社もお互いに車両履歴に関して100%は分からないと言っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
CARFAXは100%すべての履歴をカバーしているとは限らないという事実を受け止めた上で、
私たち消費者は車購入時に、どうすれば良いのでしょうか??
完璧ではないかもしれませんが、以下のことは出来ることになります。
1:CARFAXレポートにて大まかな車の状態を把握する。
2:AutoCheckレポートをセカンドオピニオンとして使用する。
3:メカニックによる実車確認を実施する。